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かさにきる【笠に着る】🔗🔉

かさにきる【笠に着る】 権勢ある者の力を頼んでいばったり、勝手なふるまいをしたりすること。 ◎「笠」は守りかばうもの、頼りになるものの意。 〔類〕晏子の御/虎の威を藉る孤

かざかみにもおけない【風上にも置けない】🔗🔉

かざかみにもおけない【風上にも置けない】 卑劣な人をののしって言うことば。 ◎臭くてたまらないから、悪臭のある物を風上に置くわけにはいかないの意から。 〔例〕「風上にすわり関取叱(しか)られる」(古川柳)

かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる【貸した物は忘れぬが借りた物は忘れる】🔗🔉

かしたものはわすれぬがかりたものはわすれる【貸した物は忘れぬが借りた物は忘れる】 自分が人に貸したものはいつまでも忘れないが、人から借りたものはつい忘れてしまう。人間というものは自分勝手なものだというたとえ。 〔例〕「貸したのは根から忘れぬ茗荷(みょうが)売り」(古川柳) 〔類〕貸し物おぼえの借り物忘れ 〔較〕The creditor has a better memory than the debtor.(貸し主は借り主よりもよく覚えている)

かしのたま【和氏の璧】🔗🔉

かしのたま【和氏の璧】 昔、中国にあったというすばらしい宝石のこと。転じて、すばらしい宝石のこと。 ◎「璧」は宝石のこと。中国楚(そ)の卞和(べんか)(和氏)が、宝石の原石を楚のれい王に献上したところ、ただの石で価値がないとして左足を切られた。次の武王(ぶおう)の世になってまた献上すると、同じ理由により今度は右足を切られた。文王の世になって初めて認められ、磨いてみるとすばらしい宝石になったという故事から。「和氏の璧(へき)」とも言う。 〔出〕韓非子(かんぴし)

かしまだち【鹿島立ち】🔗🔉

かしまだち【鹿島立ち】 旅に出ること。門出のこと。 ◎昔、辺境の防備に赴く武人や防人(さきもり)が、茨城県の鹿島神宮に参拝して道中の安全を祈願したことからと言われる。

ことわざ ページ 729