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かげのかたちにしたがうがごとし【影の形に随うが如し】🔗🔉

かげのかたちにしたがうがごとし【影の形に随うが如し】 両者がいつもいっしょにいて離れないようすの形容。 ◎影が常に物につきしたがうことから。「影の形に添うが如し」とも言う。 〔類〕形影相伴う

かげべんけい【陰弁慶】🔗🔉

かげべんけい【陰弁慶】 人前では意気地がないくせに、家の中では弁慶のように強そうにいばっている人のこと。 ◎→内弁慶(うちべんけい) 〔例〕「里の母陰弁慶をつかうなり」(古川柳) 〔較〕Argus at home,a mole abroad.(家ではアーガス(百眼巨人)、外ではもぐら)

かげろう いなずま みずのつき【陽炎 稲妻 水の月】🔗🔉

かげろう いなずま みずのつき【陽炎 稲妻 水の月】 自分の手でつかまえることができないもの、実体のないもののたとえ。 ◎「陽炎稲妻月の影」とも言う。

かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず【嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず】🔗🔉

かこうありといえどもくらわずんばそのうまきをしらず【嘉肴ありと雖も食らわずんばその旨きを知らず】 なにごとも自分自身で体験してみなければ、そのもののねうちやすばらしさはわからないというたとえ。 ◎「嘉肴」はうまい料理のこと。どんなにうまい料理があっても食べてみなければ、そのうまさはわからないの意から。 〔出〕礼記(らいき) 〔例〕「嘉肴ありといえども伊勢屋見たばかり」(古川柳―「伊勢屋」はけちの代名詞)

かごでみずをくむ【籠で水を汲む】🔗🔉

かごでみずをくむ【籠で水を汲む】 むだな骨折りのたとえ。 ◎編み目からどんどん水が漏れてしまう籠でいくらせっせと水を汲んでも徒労であることから。 〔較〕draw water with a sieve(ふるいで水を汲む) 〔類〕網の目に風たまらず

かごにのるひとかつぐひとそのまたわらじをつくるひと【駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人】🔗🔉

かごにのるひとかつぐひとそのまたわらじをつくるひと【駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人】 世の中には職業や地位の違いなどがあり、境遇によって生き方はさまざまであるということ。また、さまざまな境遇の人々の、いろいろなつながりによって、世の中は成り立っているということ。 〔較〕Some are born with silver spoon and some without.(銀の匙(さじ)を持って生まれる人ばかりではない)

ことわざ ページ 728