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かすがいじあん【鎹思案】🔗⭐🔉
かすがいじあん【鎹思案】
あちらもこちらもどちらも、思いどおりに成功させようという考えのたとえ。
◎「鎹」は二つの材木をつなぎ止めるのに用いるコの字形の釘(くぎ)。その鎹でつなぎ止めるように、二つの事をどちらも得ようと考えるの意から。
かすみにちどり【霞に千鳥】🔗⭐🔉
かすみにちどり【霞に千鳥】
あり得ないこと、ふさわしくないことのたとえ。
◎春の霞と冬鳥の千鳥の取り合わせはあり得ないことから。
〔類〕石に花咲く
かずをいうまいはおりのひも【数をいうまい羽織の紐】🔗⭐🔉
かずをいうまいはおりのひも【数をいうまい羽織の紐】
おしゃべりは慎めという戒めをしゃれて言うことば。
◎「数をいうまい羽織の紐よ、かたく結んで胸に置く」という俗謡から。
〔較〕Many words many blows.(口数多くばなぐられる)
かせいはとらよりもたけし【苛政は虎よりも猛し】🔗⭐🔉
かせいはとらよりもたけし【苛政は虎よりも猛し】
人民を虐げる厳しく苛酷な政治は、人を食い殺す虎よりもむごく恐ろしいということ。
◎孔子が中国の泰山(たいざん)の麓(ふもと)の墓で婦人が泣いているのに出会い、そのわけを尋ねると、舅(しゅうと)も夫も子も虎に食い殺されたと言う。孔子が「それならなぜこの地から出て行かないのか」と問うと、「それでもこの地にはむごい政治がないから」と答えたという故事から。
〔出〕礼記(らいき)
かせいをまつ【河清を俟つ】🔗⭐🔉
かせいをまつ【河清を俟つ】
→百年河清を俟つ
かぜえだをならさず【風枝を鳴らさず】🔗⭐🔉
かぜえだをならさず【風枝を鳴らさず】
→雨塊を破らず風枝を鳴らさず
かぜがふけばおけやがもうかる【風が吹けば桶屋が儲かる】🔗⭐🔉
かぜがふけばおけやがもうかる【風が吹けば桶屋が儲かる】
→大風が吹けば桶屋が喜ぶ
かぜにくしけずりあめにかみあらう【風に櫛り雨に沐う】🔗⭐🔉
かぜにくしけずりあめにかみあらう【風に櫛り雨に沐う】
→櫛風沐雨(しっぷうもくう)
かぜにやなぎ【風に柳】🔗⭐🔉
かぜにやなぎ【風に柳】
→柳に風
かぜのたより【風の便り】🔗⭐🔉
かぜのたより【風の便り】
まるで風が運んでくるように、どこからともなく、だれからともなく伝わってくる消息やうわさ。
ことわざ ページ 731。