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かんわきゅうだい【閑話休題】🔗⭐🔉
かんわきゅうだい【閑話休題】
余談を本筋に戻すときや、話題を変えるときなどに使うことば。むだ話はやめて。それはさておき。さて。
◎「閑話」はむだ話、「休題」はそれまでの話を一時やめるの意。
かんをおおいてことさだまる【棺を蓋いて事定まる】🔗⭐🔉
かんをおおいてことさだまる【棺を蓋いて事定まる】
生きているうちは、利害や感情などによって正しい判断が下せない。その人に対する本当の評価は死後に決まるということ。
◎棺に蓋(ふた)をしたあとで、はじめてその人の真の評価が定まるの意から。「人事は棺を蓋いて定まる」とも言う。
〔出〕晋書(しんじょ)
〔較〕Praise no man till he is dead.(人をほめるのは死後にせよ)
かんをつうず【款を通ず】🔗⭐🔉
かんをつうず【款を通ず】
親しく交際すること。また、ひそかに敵に通じること。内通すること。
◎「款」は真心の意。
〔出〕北史
かんをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】🔗⭐🔉
かんをもっててんをうかがう【管を以て天を窺う】
→管を以て天を窺う
がいこつをこう【骸骨を乞う】🔗⭐🔉
がいこつをこう【骸骨を乞う】
役人が退官・辞職を願い出ること。
◎昔は仕官することは臣下として主君にからだを捧(ささ)げることだったので、職を辞するときには、骸骨同然となった無用なこのからだをお返し頂きたい、と乞うたことからで、中国楚(そ)の参謀范増(はんぞう)が項羽(こうう)に「願わくは骸骨を賜いて卒伍(そつご)(一兵卒)に帰せん」と辞職を願い出た故事から。なお、君主から辞職の許しが出ることを「骸骨を賜う」と言う。
〔出〕晏子春秋(あんししゅんじゅう)
がいさいのうらみ【睚眦の怨み】🔗⭐🔉
がいさいのうらみ【睚眦の怨み】
ちょっとしたわずかなうらみのこと。
◎「睚眦」はにらむことで、人ににらまれたことをうらむ程度のわずかなうらみの意から。なお「睚眦」は「睚眥」とも書く。
〔出〕史記
がいしゅういっしょく【鎧袖一触】🔗⭐🔉
がいしゅういっしょく【鎧袖一触】
いともたやすく相手を負かしてしまうことのたとえ。
◎鎧(よろい)の袖(そで)がちょっと触れただけで相手が簡単に倒れてしまうの意から。
〔例〕鎧袖一触、敵を打ち負かす。
ことわざ ページ 752。