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きゃくとしらさぎはたったがみごと【客と白鷺は立ったが見事】🔗🔉

きゃくとしらさぎはたったがみごと【客と白鷺は立ったが見事】 客は、むやみに長居をしないで適当に帰ったほうが喜ばれるということ。 ◎白鷺の立った姿がすばらしいことに掛けて言ったことば。

きゃくのあさおき【客の朝起き】🔗🔉

きゃくのあさおき【客の朝起き】 泊まり客が早く起きるのは宿の者にとって迷惑なこと。いくら客だといっても相手の気持ちになってやれということ。 ◎「客の朝起き宿の迷惑」とも言う。

きゅうかつをじょする【久闊を叙する】🔗🔉

きゅうかつをじょする【久闊を叙する】 ごぶさたをしていたことをわびるときの挨拶(あいさつ)のことば。 ◎「久闊」は長い間便りをしなかったり会っていなかったりすること。「叙する」は述べる意。

きゅうぎゅうのいちもう【九牛の一毛】🔗🔉

きゅうぎゅうのいちもう【九牛の一毛】 ごくわずかなことで、問題にならないこと。取るに足らないこと。 ◎九頭もいる牛、つまり多くの牛のわずか一本の毛。その程度のささいなものの意から。 〔出〕漢書(かんじょ)

きゅうしにいっしょうをえる【九死に一生を得る】🔗🔉

きゅうしにいっしょうをえる【九死に一生を得る】 とうてい助からないだろうと思われた危険な状態から、奇跡的に生き延びること。 ◎十のうち九割は死、助かる見込みは十分の一という確率の生命をかろうじて得るの意から。「万死(ばんし)の中に一生を得」「万死を出でて一生に遇(あ)う」「九死一生」などとも言う。 〔例〕「九死をのがれ一生のかつぎもの(厄介(やっかい)者)」(古川柳)

きゅうしゅ【鳩首】🔗🔉

きゅうしゅ【鳩首】 何人かが集まって額をくっつけるようにして、ひそひそと相談すること。 ◎「鳩」は集めるの意。 〔例〕鳩首協議。 〔較〕They laid their heads together.(額を寄せた)

きゅうじんのこうをいっきにかく【九仞の功を一簣に虧く】🔗🔉

きゅうじんのこうをいっきにかく【九仞の功を一簣に虧く】 長年の努力があともう少しで結実するというとき、最後のささいな手違いで、すべてが水の泡になってしまうこと。 ◎「九仞」は非常に高い、「一簣」は一杯のもっこの意。高い築山を築くにも、最後のもっこ一杯の土を虧(欠)けば完成できないの意から。 〔出〕書経(しょきょう) 〔類〕百日の説法屁一つ/磯際で船を破る

ことわざ ページ 765