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きふのいちだく【季布の一諾】🔗⭐🔉
きふのいちだく【季布の一諾】
確実に信頼できる承諾のこと。
◎中国楚(そ)の名将とうたわれた季布が、一度承諾すれば絶対に約束を破らず実行したという故事から。
〔出〕史記
〔類〕一諾千金
きぶつ かなぶつ いしぼとけ【木仏 金仏 石仏】🔗⭐🔉
きぶつ かなぶつ いしぼとけ【木仏 金仏 石仏】
人情の機微がわからない無骨(ぶこつ)者のたとえ。
きみ きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず【君 君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず】🔗⭐🔉
きみ きみたらずといえどもしんはしんたらざるべからず【君 君たらずと雖も臣は臣たらざるべからず】
主君が仮に主君としての道理を心得ていなくても、また徳を持っていなくても、臣下はどこまでも臣下としての道を守って、忠義を尽くさなければいけないということ。
〔出〕古文孝経
〔例〕「きみきみたらずくさってる安玉子」(古川柳)
〔類〕父父たらずと雖も子は子たらざるべからず
きみ はずかしめらるればしんしす【君 辱めらるれば臣死す】🔗⭐🔉
きみ はずかしめらるればしんしす【君 辱めらるれば臣死す】
主君が仮にだれかから恥辱を受けたときには、臣下は命を捨ててでも、主君の恥辱をすすがなければならないということ。
〔出〕国語
きみゃくをつうじる【気脈を通じる】🔗⭐🔉
きみゃくをつうじる【気脈を通じる】
共通の目的のために、互いにひそやかに連絡しあい、意志を通じること。
◎「気脈」は血液が通る道筋から転じて、考えや気持ちのつながりの意。
きみょうちょうらい【帰命頂礼】🔗⭐🔉
きみょうちょうらい【帰命頂礼】
仏の教えに帰依し、心から仏を礼拝するときに唱えることば。
◎「帰命」は心底から仏を敬って、仏の教えに従う意。「頂礼」の「頂」は頭のことで、自分の頭を仏の足につけて礼拝すること。
きめん ひとをおどす【鬼面 人を嚇す】🔗⭐🔉
きめん ひとをおどす【鬼面 人を嚇す】
鬼の面をかぶって人をおどかすかのように、見せかけだけで人をおどかすことのたとえ。
きもとたけうら【木もと竹うら】🔗⭐🔉
きもとたけうら【木もと竹うら】
木は根元のほうから、竹は先のほうから割るのが割れ目も美しく割りやすい。ものごとには、やりやすい方法や順序があるということ。
◎「うら」は「末」で木のこずえの部分、先のほうの意。
ことわざ ページ 764。