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さんがいのかたく【三界の火宅】🔗🔉

さんがいのかたく【三界の火宅】 苦悩に満ちた人間界を、紅蓮(ぐれん)の炎に包まれて燃えさかる家にたとえたことば。 ◎「三界」は人間の世界・この世、「火宅」は火に包まれる家のこと。

さんぐんもすいをうばうべきなりひっぷもこころざしをうばうべからず【三軍も帥を奪うべきなり匹夫も志を奪うべからず】🔗🔉

さんぐんもすいをうばうべきなりひっぷもこころざしをうばうべからず【三軍も帥を奪うべきなり匹夫も志を奪うべからず】 大軍に守られている敵の総大将でも討つことはできる。しかし逆に、どんなに身分の低い男であっても、その堅い志を変えさせることはできない。つまり、それほど人の志というものは尊重しなければならないということ。 ◎「三軍」は大軍、「匹夫」は身分の低いつまらない男の意。 〔出〕論語

さんこのれい【三顧の礼】🔗🔉

さんこのれい【三顧の礼】 地位ある人や目上の人が、ある人に仕事を引き受けてもらうために、何度も足を運び、礼を尽くして頼み込むこと。 ◎「三顧」は三度訪ねる意。中国蜀(しょく)の劉備(りゅうび)が諸葛孔明(しょかつこうめい)を軍師として迎えるために三度訪ねたという故事から。 〔出〕出師表(すいしのひょう)

さんごくいち【三国一】🔗🔉

さんごくいち【三国一】 天下第一ということ。 ◎「三国」は日本・唐(中国)・天竺(てんじく)(印度)の三つの国の意で、昔の人はこの三国を全世界としていたことから。なお、「三国一」は富士山の異称でもある。

さんごのじゅうはち【三五の十八】🔗🔉

さんごのじゅうはち【三五の十八】 計算が合わなかったり、見込み違いだったりすること。 〔類〕二九の十六

さんさいのおきな ひゃくさいのどうじ【三歳の翁 百歳の童子】🔗🔉

さんさいのおきな ひゃくさいのどうじ【三歳の翁 百歳の童子】 幼い子供でも知恵も分別も備えている者もあれば、逆に年を取った老人で分別のない者もある。人の思慮分別があるかないかは年齢に左右されないということ。 ◎「八歳の翁百歳の童(わらべ)」とも言う。

さんしすいめい【山紫水明】🔗🔉

さんしすいめい【山紫水明】 山や川の景色がこの上もなく美しいことの形容。 ◎日に映じて山は紫にかすんで見え、川の水は清らかに澄みきって見える意から。 〔例〕山紫水明の地。

ことわざ ページ 835