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しねばしにぞん いくればいきどく【死ねば死に損 生くれば生き得】🔗⭐🔉
しねばしにぞん いくればいきどく【死ねば死に損 生くれば生き得】
生きていればいつかよいことにも巡り合えるから生き得と言えるが、死んでしまえばそれまでだから、死に損ということになる。人間生きていなければどうにもならないということ。
〔類〕死んで花実が咲くものか/死ぬ者貧乏
しのぎをけずる【鎬を削る】🔗⭐🔉
しのぎをけずる【鎬を削る】
激しく争うこと、互いに激しく競うことのたとえ。
◎「鎬」は刀の刃と峰との間の盛り上がっている部分のことで、その鎬が削れるほど、刀と刀をぶつけ合って斬(き)り合うことから。
しのげきをすぐるがごとし【駟の隙を過ぐるが若し】🔗⭐🔉
しのげきをすぐるがごとし【駟の隙を過ぐるが若し】
歳月の過ぎるのが、非常に速いことのたとえ。
◎「駟」は四頭立てで、きわめて速い馬車。速い馬車が走っていくのを、ちょっとした隙間(すきま)からかいま見るのと同じように、歳月はあっという間に過ぎ去っていくの意から。
〔出〕礼記(らいき)
〔類〕白駒の隙を過ぐるが如し/光陰矢の如し
しはあるいはたいざんよりおもくあるいはこうもうよりかろし【死は或は泰山より重く或は鴻毛より軽し】🔗⭐🔉
しはあるいはたいざんよりおもくあるいはこうもうよりかろし【死は或は泰山より重く或は鴻毛より軽し】
人には場合によって潔く死ぬべきときと、また逆に、命をたいせつに守らねばならないときとがあるということ。
◎死というものは、ある場合には、中国の高く大きな名山、泰山よりも重いものであるが、また、ある場合には鴻(おおとり)の羽毛よりも軽いものであるの意から。
〔出〕司馬遷(しばせん)
しはおのれをしるもののためにしす【士は己を知る者の為に死す】🔗⭐🔉
しはおのれをしるもののためにしす【士は己を知る者の為に死す】
心ある男子は、自分のねうちを理解してくれる人のためなら、命を捨てることさえ惜しまないということ。
◎→女は己を説ぶ者の為に容づくる
〔出〕史記
しばのほねをかう【死馬の骨を買う】🔗⭐🔉
しばのほねをかう【死馬の骨を買う】
とりあえず手はじめに平凡な人を優遇しておけば、それを伝え聞いて、優秀な人材がおのずと集まってくるということ。
◎昔中国で、王が駿馬(しゅんめ)を買ってくるようにと使者を遣わしたが、使者は大金を払って駿馬の骨を買って戻った。王が使者をとがめると、「死んだ馬の骨ですら買ったのですから、きっと生きている駿馬を売ろうとする者が現れるでしょう」と使者は答えた。そのことばどおり、まもなく駿馬を売りに三人の者たちがやってきたという故事から。
〔出〕戦国策
ことわざ ページ 850。