複数辞典一括検索+

しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし【心頭を滅却すれば火もまた涼し】🔗🔉

しんとうをめっきゃくすればひもまたすずし【心頭を滅却すれば火もまた涼し】 いかなる苦しみに遭遇しようと、心の持ち方一つで、苦しみを乗り越えることができるということ。 ◎「心頭」は念頭、「滅却」は消し去ること。念頭から雑念を消し去って、無念無想の境地に達すれば、火さえ涼しく感じられるの意から。 〔出〕杜荀鶴(とじゅんかく)

しんのやみよりむやみがこわい【真の闇より無闇が怖い】🔗🔉

しんのやみよりむやみがこわい【真の闇より無闇が怖い】 何が潜んでいるか、何が出てくるかわからない真っ暗闇も怖いには怖いが、しかしそれよりも無闇やたらに何をするかわからない無鉄砲な人間のほうがもっと怖いということ。

しんはなきより たにんはくいより【親は泣き寄り 他人は食い寄り】🔗🔉

しんはなきより たにんはくいより【親は泣き寄り 他人は食い寄り】 不幸が起こったとき、身内の者は心から悲しみ、泣きながら集まるが、他人は外見だけ悲しんでいるように見せかけながら、その実、出されるごちそうを目当てに集まってくるということ。

しんぷくのとも【心腹の友】🔗🔉

しんぷくのとも【心腹の友】 心の内をすべて打ち明けて語り合えるごく親しい友達。親友のこと。 ◎「心腹」は胸と腹。転じて、心・まごころの意。 〔類〕莫逆の友

しんぷくのやまい【心腹の病】🔗🔉

しんぷくのやまい【心腹の病】 やっかいな敵・難敵のたとえ。 ◎「心腹」は胸と腹。胸と腹の病気が治しにくいことから。「病」は「疾」とも書く。 〔出〕春秋左伝

しんぼうえんりょ【深謀遠慮】🔗🔉

しんぼうえんりょ【深謀遠慮】 ずっと先のことまで深く考えて計画を立てること。 ◎「深謀」は深く考えて立てたはかりごと、「遠慮」は遠い将来まで見通した考えの意。 〔出〕賈誼(かぎ)

しんぼうするきにかねがなる【辛抱する木に金がなる】🔗🔉

しんぼうするきにかねがなる【辛抱する木に金がなる】 辛抱強くこつこつ励めば、いつか成功し、財産も持てるようになるということ。 ◎「木」は「気」にかけて言ったもの。 〔類〕雨垂れ石を穿つ/石の上にも三年/待てば海路の日和あり 〔較〕With patience and time,the mulberry‐leaf becomes a silk gown.(忍耐と歳月で桑の葉が絹の衣となる)

ことわざ ページ 868