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じりつ【而立】🔗⭐🔉
じりつ【而立】
三十歳の異称。
◎『論語』の「三十にして立つ」から。→不惑(ふわく)
じろうにもたろうにもたりぬ【次郎にも太郎にも足りぬ】🔗⭐🔉
じろうにもたろうにもたりぬ【次郎にも太郎にも足りぬ】
中途半端なこと。どっちつかずで使いみちのないこと。
〔類〕帯に短し襷に長し
じんこうにかいしゃす【人口に膾炙す】🔗⭐🔉
じんこうにかいしゃす【人口に膾炙す】
世の中の人々に広く知れわたり、おおいにもてはやされること。
◎「人口」は人の口、「膾炙」はなますとあぶり肉のこと。なますとあぶり肉はだれの口にもおいしく感じられ、もてはやされるの意から。
〔出〕林嵩(りんすう)
じんこうもたかず へもひらず【沈香も焚かず 屁もひらず】🔗⭐🔉
じんこうもたかず へもひらず【沈香も焚かず 屁もひらず】
可もなく不可もなく、毒にも薬にもならず、平々凡々であること。
◎沈香を焚いて風流なよい香りを放つわけでもなく、さりとてくさいおならをするわけでもなく、なんの特徴もとりえもないの意から。
〔例〕「沈香も焚くが屁もひる僧都也(なり)」(古川柳―「僧都」は僧の階級の一つ)
〔類〕毒にも薬にもならぬ
〔対〕悪に強ければ善にも強し
〔較〕One who never made a mistake,never made anything.(過ちを犯さなかった者は結局なにもしなかった者―ノーヒット・ノーラン・ノーエラー人生)
じんごにおちない【人後に落ちない】🔗⭐🔉
じんごにおちない【人後に落ちない】
ひけをとらないこと。だれにも負けないこと。
◎「人後」は人の後(しりえ)、人のうしろの意。
〔出〕李白(りはく)
じんしゃはうれえず ちしゃはまどわず ゆうしゃはおそれず【仁者は憂えず 知者は惑わず 勇者は懼れず】🔗⭐🔉
じんしゃはうれえず ちしゃはまどわず ゆうしゃはおそれず【仁者は憂えず 知者は惑わず 勇者は懼れず】
徳を備えた仁者はものの道理を心得、それに従って行動するから、何一つとして心配することがない。すぐれた知恵を備えている知者は道理を知り、鋭い洞察力を持っているから迷うことがない。りっぱな勇気を備えている勇者は信念をもって行動するから、恐れることがないということ。
〔出〕論語
じんしゃはやまをたのしむ【仁者は山を楽しむ】🔗⭐🔉
じんしゃはやまをたのしむ【仁者は山を楽しむ】
→知者は水を楽しみ仁者は山を楽しむ
ことわざ ページ 876。