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ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう【長者の万灯より貧者の一灯】🔗🔉

ちょうじゃのまんとうよりひんじゃのいっとう【長者の万灯より貧者の一灯】 見えを張ったお体裁だけの大量の寄進よりも、たとえごく少ない寄進でも真心のこもったもののほうが尊いということ。 ◎仏は、金持ちがささげる万の灯明よりも、貧しい者が供える真心のこもった一つの灯明のほうを喜ぶの意から。単に「貧者の一灯」とも言う。 〔較〕the widow"s mite(貧者の一灯)

ちょうだをいつす【長蛇を逸す】🔗🔉

ちょうだをいつす【長蛇を逸す】 ここぞというチャンスを惜しくも取り逃がしてしまうことの形容。 ◎「長蛇」は、長い蛇(へび)の意。転じて、長く大きな獲物のこと。頼山陽(らいさんよう)の「鞭声(べんせい)粛々(しゅくしゅく)夜河を過(わた)る、暁に見る千兵の大牙(たいが)を擁するを。遺恨なり十年一剣を磨き、流星光底(こうてい)長蛇を逸す」の詩で知られることば。

ちょうちんにつりがね【提灯に釣り鐘】🔗🔉

ちょうちんにつりがね【提灯に釣り鐘】 まったく釣り合わないこと、比べものにならないことのたとえ。 ◎提灯と釣り鐘は形はよく似ているが、大きさや重さがまるで違うことから。 〔類〕月と鼈(すっぽん)/瓢箪に釣り鐘 〔較〕Can a mouse fall in love with a cat?(はつかねずみが猫と恋仲になるものか)

ちょうちんもち【提灯持ち】🔗🔉

ちょうちんもち【提灯持ち】 人の手先として使われることや、人にへつらってその人のことをほめてまわること。また、そういうことをする人のこと。 ◎夜道などでみんなの先頭に立って提灯を持ち、あとから来る人の足元を照らす役のことから。

ちょうちんもちかわへはまる【提灯持ち川へはまる】🔗🔉

ちょうちんもちかわへはまる【提灯持ち川へはまる】 人を導くつもりでいたのが、逆に自分が先にしくじってしまうことのたとえ。 ◎提灯を持って人の足元を照らそうとする者が、かえって自分の足元が暗いために川へ落ちてしまうことから。

ことわざ ページ 938