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つまのいうにむこうやまもうごく【妻の言うに向こう山も動く】🔗🔉

つまのいうにむこうやまもうごく【妻の言うに向こう山も動く】 妻のことばや意見が夫や家庭にとって、きわめて大きな力を持っていることのたとえ。 ◎動くはずのない向かいにある山でさえ、妻が言えば動いてしまうの意から。

つまりざかな【つまり肴】🔗🔉

つまりざかな【つまり肴】 もう打つべき手がなくなり、弱り果てたすえにしかたなくやってみるまずい手だてのたとえ。 ◎行き詰まって出す酒の肴の意で、酒宴が予定どおり終わらなくて肴も切れたので、やむなくつまらない肴をこしらえて出すことから。

つみをにくんでひとをにくまず【罪を憎んで人を憎まず】🔗🔉

つみをにくんでひとをにくまず【罪を憎んで人を憎まず】 犯した罪はあくまでも罪として憎むべきだが、罪を犯した人間そのものを憎んではならないということ。 ◎「憎む」は「悪む」とも書く。「その罪を憎んでその人を憎まず」とも言う。 〔出〕孔叢子(くぞうし)

つめたいせんそう【冷たい戦争】🔗🔉

つめたいせんそう【冷たい戦争】 第二次世界大戦後、米ソを中心とする東西両陣営が対立した状態のこと。転じて、表面には現さないが、互いにはげしく張り合う緊張した状態のたとえ。 ◎英語のcold warから。

つめでひろってみでこぼす【爪で拾って箕でこぼす】🔗🔉

つめでひろってみでこぼす【爪で拾って箕でこぼす】 苦労して少しずつためたものを、あっという間に使い果たしてしまうこと。 ◎「箕」は穀物のごみや殻をふるい取るのに使う竹で編んだ道具。爪の先で拾い集めるようにやっとの思いでためたものを、箕で一気にどっとこぼしてしまうの意から。「枡(ます)で量って箕でこぼす」とも言う。

つめにつめなく うりにつめあり【爪に爪なく 瓜に爪あり】🔗🔉

つめにつめなく うりにつめあり【爪に爪なく 瓜に爪あり】 →瓜に爪あり爪に爪なし

つめにひをともす【爪に火を点す】🔗🔉

つめにひをともす【爪に火を点す】 ひどくけちなこと、また、せっせと倹約することのたとえ。 ◎油やろうそくの代わりに爪に火をつけて明かりにするの意から。 〔例〕「爪に火を点せば晦日(みそか)闇(やみ)でなし」(古川柳)

つめのあかほど【爪の垢ほど】🔗🔉

つめのあかほど【爪の垢ほど】 爪先にたまる垢ほどの、ほんのわずかなことの形容。 〔類〕雀の涙

ことわざ ページ 946