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なけなしのむだづかい【なけなしの無駄遣い】🔗⭐🔉
なけなしのむだづかい【なけなしの無駄遣い】
金に余裕のない者は安物買いをしたり、無計画に金をつかったりするために、結局はむだづかいをしてしまうことになるということ。
◎「なけなし」はごくわずかの意。
〔対〕金持ち金使わず
なこうどぐちははんぶんにきけ【仲人口は半分に聞け】🔗⭐🔉
なこうどぐちははんぶんにきけ【仲人口は半分に聞け】
縁談をまとめようとする仲人は、とかく相手の長所ばかりを話すもの。だから、仲人の話を聞くときには半分ぐらいに割り引いて聞くのがちょうどよいということ。
〔例〕「仲人口じゃござらぬと仲人言い」(古川柳)
〔類〕仲人七嘘(ななうそ)
なこうどななうそ【仲人七嘘】🔗⭐🔉
なこうどななうそ【仲人七嘘】
仲人は縁談をまとめようとするあまり、どうしても相手の長所ばかりを誇張し、時には都合のよい嘘をまじえることも多い。だから、仲人の話は当てにならないし、うのみにしてはいけないということ。
〔例〕「あれがほっそりかと仲人呼びつける」(古川柳)
〔類〕仲人口は半分に聞け
なこうどはよいのうち【仲人は宵のうち】🔗⭐🔉
なこうどはよいのうち【仲人は宵のうち】
仲人のつとめは結婚式が済んでしまえば終わるのだから、式が無事に済んだら、みんなの邪魔にならないように早く引き揚げたほうがよいということ。
◎「仲人は宵の口」とも言う。
〔例〕「仲人がひらくと花も開く也(なり)」(古川柳)
なさけがあだ【情けが仇】🔗⭐🔉
なさけがあだ【情けが仇】
相手のためを思ってしたことがかえって悪い結果をもたらすこと。思いやりが予想に反して逆効果になってしまうこと。
〔類〕恩が仇/慈悲が仇になる
なさけにはむかうやいばなし【情けに刃向かう刃なし】🔗⭐🔉
なさけにはむかうやいばなし【情けに刃向かう刃なし】
情けをかけてくれた人に対しては、逆らうことはできないということ。
◎恩情を受けた相手に振るう刃物などないの意から。
〔例〕「情けには敵なし恩に仇(あだ)はなし」(古川柳)
〔較〕Kindness is the noblest weapon to conquer with.(親切は人を制する最大の武器)
ことわざ ページ 984。