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なさけはひとのためならず【情けは人の為ならず】🔗🔉

なさけはひとのためならず【情けは人の為ならず】 人に情けをかけておけば、いずれめぐりめぐって自分のためになる。だから、人にはどんなときにも親切にしておいたほうがよいということ。 ◎「情けは人の為ではなく、自分の為である」の意からなお、「情けはその人のためにならない」と解釈するのは誤り。 〔較〕A kindness is never lost.(親切はむだにならない)

なしのつぶて【梨の礫】🔗🔉

なしのつぶて【梨の礫】 まったく応答がないこと。まるっきり音沙汰(おとさた)のないこと。 ◎「梨」は「無し」に掛けたことばで、「礫」は投げつけた小石。投げた礫は決して返ってこないことから。

なすびのはなとおやのいけんはせんにひとつもあだはない【茄子の花と親の意見は千に一つも仇はない】🔗🔉

なすびのはなとおやのいけんはせんにひとつもあだはない【茄子の花と親の意見は千に一つも仇はない】 →親の意見と茄子の花は千に一つも仇はない

なせばなる【為せば成る】🔗🔉

なせばなる【為せば成る】 人間、その気になればなんでもできないことはないということ。 ◎江戸後期の米沢藩主、上杉鷹山(うえすぎようざん)の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」という歌からと言われる。

なたねからあぶらまで【菜種から油まで】🔗🔉

なたねからあぶらまで【菜種から油まで】 ものごとのはじめから終わりまでのこと。 ◎まだ菜種の状態からそれを絞って油にするまでの意から。

なたをかしてやまをきられる【鉈を貸して山を伐られる】🔗🔉

なたをかしてやまをきられる【鉈を貸して山を伐られる】 好意でしてやったのに、こともあろうに、そのことのために害をこうむること。 ◎鉈を貸してやってその鉈でだいじな自分の山を伐られてしまうの意から。 〔類〕庇を貸して母屋を取られる

なだかのほねだか【名高の骨高】🔗🔉

なだかのほねだか【名高の骨高】 評判がよいわりには、実際はたいしたことがないことのたとえ。 ◎「名高」は名高いこと。「骨高」は骨ばってごつごつしていること。「高」の語呂を合わせて調子よく言ったもの。 〔類〕名あって実なし/有名無実

ことわざ ページ 985