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にとをおうものはいっとをもえず【二兎を追う者は一兎をも得ず】🔗⭐🔉
にとをおうものはいっとをもえず【二兎を追う者は一兎をも得ず】
欲ばって一度に二つのものを得ようとすると、結局どちらも手に入れることができなくなるということ。
◎同時に二匹の兎(うさぎ)を追いかけて捕らえようとする者は、結局一匹も得られなくなるの意から。英語はOne who runs after two hares will catch neither.
〔類〕虻蜂取らず/欲の熊鷹股裂くる/一も取らず二も取らず
〔対〕一挙両得/一石二鳥
にどあることはさんどある【二度あることは三度ある】🔗⭐🔉
にどあることはさんどある【二度あることは三度ある】
二度も同じようなことが続いて起これば、さらにもう一度続いて起こる可能性が高い。ものごとは繰り返されることが多いから油断するなということ。
〔例〕「二度がつい三度不首尾の松を越え」(古川柳)
〔対〕柳の下にいつも泥鰌はいない
〔較〕One loss brings another.(ロスは重なる)
にどおしえていちどしかれ【二度教えて一度叱れ】🔗⭐🔉
にどおしえていちどしかれ【二度教えて一度叱れ】
子供が過ちを犯しても、よく教えさとすことがたいせつで、いきなり頭から叱りつけたりしてはならないという、子供に対するしつけ方の心得を言うことば。
にどきいていちどものいえ【二度聞いて一度物言え】🔗⭐🔉
にどきいていちどものいえ【二度聞いて一度物言え】
人の言うことは繰り返したずねてもよいからよく聞いて、自分はなるべく口数を少なく控えめに言えということ。
ににんぐちはすごせるがひとりぐちはすごせぬ【二人口は過ごせるが一人口は過ごせぬ】🔗⭐🔉
ににんぐちはすごせるがひとりぐちはすごせぬ【二人口は過ごせるが一人口は過ごせぬ】
→一人口は食えぬが二人口は食える
にのあしをふむ【二の足を踏む】🔗⭐🔉
にのあしをふむ【二の足を踏む】
決心がつかずためらって、尻込(しりご)みをすること。
◎「二の足」は二歩目のこと。一歩目は踏み出したものの、二歩目は躊躇(ちゅうちょ)して足踏みをするの意から。
〔例〕「二の足を踏んで白鷺(しらさぎ)水鏡」(古川柳)
にのくがつげない【二の句が継げない】🔗⭐🔉
にのくがつげない【二の句が継げない】
相手のあまりの言動にあきれたり驚いたりして、言うべき次のことばが出てこないこと。
◎「二の句」は当然言うべき次のことばのこと。
ことわざ ページ 995。