いっぱいちにまみる【一敗地に塗る】▽中国 《戦いでひどく負けて多くの人が戦死し、その死体の内臓が泥まみれになるの意》再起できないほどに徹底的に負けることのたとえ。 《出典》 天下方(マサ)ニ擾(ミタ゛)レ、諸侯並ビ起コル、今将(ショウ)ヲ置クコト善カラズンバ、一敗地ニ塗レン。〔史記(シキ)・高祖本紀〕

いっぱい　ちにまみれる【一敗 地に塗れる】 再び立ち上がることのできないほど、徹底的にうち負かされること。 ◎一度の戦いで完全に敗北し、内臓などが地面で踏みにじられ、泥塗(どろまみ)れになる意から。なお「一敗地に、塗れる」ではなく、「一敗、地に塗れる」と区切れること、また、徹底的に負けることで、ちょっと負ける意ではない点に注意。 〔出〕史記 〔類〕肝脳地に塗る