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いもんののぞみ【倚門の望み】▽中国🔗⭐🔉
いもんののぞみ【倚門の望み】▽中国
《家の門によりかかって待ち望むの意》我が子の帰るのを待ちわびる母の気持ちのたとえ。「倚門の望(ホ゛ウ)」「倚閭(イリョ)の情(シ゛ョウ)」とも。
《参考》
「閭」は集落の入り口の門。
《出典》
王孫賈(オウソンカ)年十五ニシテ閔王(ヒ゛ンオウ)ニ事(ツコ)ウ。王出(イ)デテ走ル。王ノ処(トコロ)ヲ失ウ。其(ソ)ノ母曰(イワ)ク、女(ナンシ゛)朝(アシタ)ニ出デテ晩(クレ)ニ来(キタ)レバ、則(スナワ)チ吾(ワレ)門ニ倚(ヨ)ッテ望ミ、女暮(クレ)ニ出デテ還(カエ)ラザレバ、則チ吾閭(リョ)ニ倚ッテ望マン。〔戦国策(センコ゛クサク)・斉〕
いもんのぼう【倚門の望】🔗⭐🔉
いもんのぼう【倚門の望】
故郷を離れて勉学中の子の帰りを母親が待ちわびること。また、そういう母親の気持ち、母性愛を言う。
◎中国の春秋時代、王孫賈(おうそんか)という人の母親が家の門に倚(よ)りかかり、子の帰りを待ち望んだという故事から。
〔出〕戦国策
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