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ふんけいのまじわり【刎頸の交わり】▽中国🔗🔉

ふんけいのまじわり【刎頸の交わり】▽中国 その友人のためならば自分の首を切られて殺されても後悔しないほどの親しい交際のこと。 《参考》 (イ)「刎頸」は、首を刀で切ること。 (ロ)戦国時代、趙(チョウ)の勇将廉頗(レンハ゜)は、藺相如(リンショウシ゛ョ)が上卿(シ゛ョウケイ)(上席の大臣)になって武功のある自分より上位になったことを憤慨し、「相如は口先ばかりの働きしかなく、もともと卑しい身分の出である。」と言って相如を辱めた。しかし相如は常に廉頗と争うことを避けて、「強国の秦(シン)が趙に攻めて来ないのは趙に廉将軍とこの自分があるからだ。今二人が相争えば共に倒れ、国を危うくする。国家の急が先で私讎(シシュウ)は後である。」と言った。これを聞いた廉頗は深く恥じ誹謗(ヒホ゛ウ)の罪を謝して、後ついに二人は刎頸(フンケイ)の交わりをなすに至ったという。 《出典》 〔史記(シキ)・廉頗藺相如伝〕

ふんけいのまじわり【刎頸の交わり】🔗🔉

ふんけいのまじわり【刎頸の交わり】 きわめて親しく、堅い交わりのこと。 ◎「刎頸」は頸(くび)(首)を刎(は)ねること。相手のために首を刎ねられても悔いのない交わりの意から。なお、この交わりを結ぶ親友を「刎頸の友」と言う。 〔出〕史記 〔類〕金石の交わり/管鮑の交わり

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