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ごかのあもう【呉下の阿蒙】▽中国🔗⭐🔉
ごかのあもう【呉下の阿蒙】▽中国
もとのままで少しも上達や進歩のない人のたとえ。また、学問のない人のたとえ。
《例文》
「呉下の阿蒙に非(アラ)ず(=いつまでも愚かではない)。」
《参考》
(イ)「呉下」は、呉の地方。「阿」は、親愛の意を表すことば。
(ロ)呉の孫権(ソンケン)の部下であった呂蒙(リョモウ)は、あるとき、「人の上に立つ者はいろいろな知識がなければならない。」と孫権に勧められて、学問に励んだ。しばらく後に、昔からの友人魯粛(ロシュク)が久しぶりに呂蒙に会って話をしてみると、呂蒙は学問が身について別人のようであったので、「今の君は、昔、呉にいた蒙さんとは全然違う。」と驚いたという。
《出典》
〔三国志(サンコ゛クシ)・呂蒙伝・注〕
ごかのあもう【呉下の阿蒙】🔗⭐🔉
ごかのあもう【呉下の阿蒙】
いつまでたっても少しも進歩のあとが見られない人のこと。また、学問のない、つまらない人物のこと。
◎「呉下」は中国の呉地方、「阿蒙」の「阿」は親しみを表して人名に付ける語。呂蒙(りょもう)に再会した魯粛(ろしゅく)が、呂蒙の学問の上達の早さに驚いて、「君はもう呉にいたときの蒙さんではない」と感嘆したという故事から。
〔出〕呉志
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