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げっかひょうじん【月下氷人】▽中国🔗🔉

げっかひょうじん【月下氷人】▽中国 結婚の媒酌人(ハ゛イシャクニン)のこと。仲人(ナコウト゛)。 《参考》 (イ)「月下老」と「氷上人」との合成語で、どちらも縁結びをする人のこと。 (ロ)唐の韋固(イコ)という青年が旅先で月夜に赤い縄の詰まった嚢(フクロ)によりかかって本を調べている老人に会った。老人は「この縄で夫婦となるべき男女の足をつなぐのだ。」と言って、将来韋固の妻となる女性を予言したという。 《出典》 〔続幽怪録(ソ゛クユウカイロク)〕また、晋(シン)の孤策(コサク)という男性が氷の上に立って氷の下の人と語る夢を見た。占いの名人がこの夢を占って「それは君が結婚の媒介をするということだ。」と言った。果たして氷の解けたころ、孤策はある縁談を成立させたという。 《出典》 〔晋書(シンシ゛ョ)〕

げっかひょうじん【月下氷人】🔗🔉

げっかひょうじん【月下氷人】 結婚の仲人(なこうど)、媒酌人のこと。 ◎「月下老人」と「氷人」との合成語。「月下老人」は中国唐の韋固(いご)が、月の明るい夜に赤い縄で男女の縁を結ぶという老人に出会い、その老人の予言どおりのちに結婚をしたという故事から。一方「氷人」は晋(しん)の狐策(こさく)が氷上に立ち、氷の下の人と話をする夢を見たため、索たんという占い師に夢判断をしてもらうと、結婚の取り持ちをする前兆だと占われ、そのとおりに後日取り持ちをする結果となったという故事から。この二つの故事が合成されて一語化したもの。

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