しゅちにくりん【酒池肉林】▽中国 《酒は池のように、肉は林のようにたくさんあるの意》ぜいたくを極めた酒宴のたとえ。 《参考》 殷(イン)の紂(チュウ)王はたくさんの酒を池のようにたたえ、たくさんの肉を林のようにつるしてぜいたくな酒宴を行ったという。 《出典》 〔史記(シキ)・殷本紀〕

しゅちにくりん【酒池肉林】 贅沢(ぜいたく)の限りを尽くしたごちそうや宴会、また、豪遊を極め尽くすことのたとえ。 ◎酒をたたえた池をつくり、肉を立て並べてまるで林のようにし、男女を裸にしてその間を追いかけっこさせたりしながら幾日も続けて酒宴を張ったという故事から。 〔出〕史記 〔例〕「酒池は新川肉林は芝の浦」(古川柳―「新川」には酒問屋、「芝浦」には遊郭があったことから) 〔較〕a prodigal banquet(贅沢な宴会)