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[語法] (1)a)通例 if 節には未来を表す will, would は用いないが, 動作主の主語の意志・習慣または相手に対する丁寧な依頼を表す場合は用いられる( →will 【助】 2a). また((米))のくだけた話し言葉では if 節と帰結節双方に would が用いられることがある. 同様に if 節の仮定法過去完了(c)の代りに, 'd [would] have done, had've done とその否定形が用いられることがあるが((非標準)): If he will listen to me (), I will help him. () もし彼にぼくの言うことを聞く気があるなら助けてやろう / I should be grateful if you would [will] reply as soon as possible. すぐにご返事をいただければうれしく存じます《◆would の方がより丁寧な感じを伴う》. b) if 節が主節の動作の結果を表す場合には will を用いることがある(cf. will【助】3b): I will come if it will be of any use to you. お役に立つようでしたら参りましょう. (2)((文))では主語と(助)動詞[were, had, should] を倒置して if が省略されることがある: Were I you, I would wait. (=If I were you, ...)私が君ならば待つだろう《◆倒置された場合 ×Was I you は不可. →b》/Should he not be there [×Shouldn't he be there], I will be disappointed. (=If he is not there, I ...) 万一彼がそこにいないならがっかりだな《◆if 節に should, were to を用いた場合, if 節の否定は倒置形のみ可能》/Had I known you were ill, I could have visited you. (=If I had known you were ill, ...) 君が病気だとわかっていればお見舞できたのに. ((略式))では主に条件をつけたり, おどしの場合倒置せずに if のみが略されることがある:(If) you touch me again, I'll hit you. 今度私に触れたらぶつわよ(=Touch me again, and I'll ...). (3)if 節中ではしばしば「代名詞の主語+(主に) be 動詞」の省略が行なわれる, 慣用的なもの以外は主に((正式)): Come if (it is) necessary [possible]. 必要なら[できれば]来てください / He would do it if (it is) only because he loves her. 彼女を愛しているという理由だけで彼はそれをするだろう / If (he is) still alive, he must be at least ninety. もしまだ生きていれば彼は少なくとも90歳になっているにちがいない. (4)仮定法では if 節と主節の述語動詞に仮定法動詞を用いるだけで, その中に組込まれた節中では直説法動詞を用いる: I would have seen you off at the airport if I had known when you were leaving [would leave]. いつ出発するのか知っていれば空港でお見送りしたのですが《◆語法(2)の用例 Had I known you were ill, ... の were も同様》.

ジーニアス英和大辞典 ページ 42603 での単語。