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[語法] (1)[canと be able to] →able [語法]. (2)[can と未来時制] can の未来時制は will [shall] be able to であるが, if 節内では未来のことをいっていても can を用いる: If you can [×will be able to] use this typewriter perfectly in a month, you may keep it. もし1か月でこのタイプライターを完全に使いこなせるようになるのなら, 君の物にしておいてもかまいません. (3)[能力の can と文脈的意味] 現実の場面では能力の有無のみを問題にすることは比較的まれで, 「…できる」から「…してあげましょう」, (できるのなら)「…してください」のように, 勧誘・依頼の意を含むことが多い: I can use a typewriter. タイプライターを打てます(→打ってあげましょう) / Can you use a typewriter? タイプライターを打てますか(→(打てるのなら)私のために打ってください). (4)[can と無生物主語] 無生物主語についても能力があるとみなされる場合には can は自由に用いることができる:This car can run faster than that one. この車はあの車よりスピードが出る / These rules can generate an infinite number of grammatical sentences. これらの規則は無数の文法的な文を生み出すことができる. (5)[can+動作動詞]動詞のように, S の自発的行為要素が含まれていない場合は通例 can は用いられない: He can't tell [×know] what it is. それが何なのか彼にはわからない《◆「知っているはずがない」の意でなら know は可. →5》. (6)[(can)speak/play]〈言語〉を話せる(speak), 〈楽器〉を演奏できる(play), 〈競技〉ができる(play)などという文脈では can を省いても表現できる:Do [Can]you play the piano? ピアノが弾けますか →1a 最終例.

ジーニアス英和大辞典 ページ 30896