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あだし 【徒し・空し】🔗🔉

あだし 【徒し・空し】 名詞の上に付く。 (1)実意が伴わない,浮気な,の意を表す。「なほざりの―言の葉たのまじと/玉葉(恋三)」 (2)はかない,かりそめの,の意を表す。「―この身を煙となさば/松の葉」 〔「あだ(徒)」の形容詞化と考えられるが,古く活用した確かな用例はない。ただし,近世には「あだしき」などと活用した例がまれに現れる。後世には「あだし(他)」という語と紛れることがあった〕

大辞林 ページ 138117 での徒し単語。