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い-じょう ―ジヤウ [1] 【以上・已上】🔗🔉

い-じょう ―ジヤウ [1] 【以上・已上】 ■一■ (名) (1)数量・程度などを表す名詞の下に付けて,それより多いこと,また,優れていることを表す。数量を表す用法では,その基準点を含む。「予想―の好成績」「もうこれ―待てない」「三歳―は有料」 →以下 (2)そこまでに述べたこと,それまでに挙げた事柄を表す。 ⇔以下 「―五名を合格とする」「―現状を分析してみた」 (3)文書・目録などの末尾に記して,「終わり」の意を表す。 (4)(接続助詞的に用いて)…するからには。…したからは。「出場する―優勝をねらう」「引受けた―は,責任をもつ」 (5)(接続詞的あるいは副詞的に用いて)上に述べたことの結果として。結局。要するに。「親類みな梟(キヤウ)せられ,―義朝一人にまかりなり候へば/平治(上・古活字本)」 (6)「御目見(オメミエ)以上」の略。 ⇔以下 「検校の娘―へやる気なり/柳多留 6」 ■二■ (副) どうしても。絶対に。「貴方が然う酷(ヒド)く有仰(オツシヤ)れば,―還りません/金色夜叉(紅葉)」

大辞林 ページ 138693 での以上単語。