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いぬ-おうもの ―オフモノ [3] 【犬追物】🔗🔉

いぬ-おうもの ―オフモノ [3] 【犬追物】 騎馬武者が,馬を操りつつ,犬を弓矢で射止める武術。騎射の三種の一。鎌倉時代に起こった。竹垣で方形の馬場をつくり,折烏帽子(オリエボシ)をかぶり,直垂(ヒタタレ)または素襖(スオウ)を着た三六騎の騎馬武者が三手に分かれ,そのうちの四騎ずつが一五〇匹の犬を射る。犬に傷をつけないために蟇目(ヒキメ)矢を用いる。応仁の乱に中絶したが,島津家が元和年間(1615-1624)に再興した。 犬追物 [図]

大辞林 ページ 138954 での犬追物単語。