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くせ-まい ―マヒ [2][0] 【曲舞】🔗🔉

くせ-まい ―マヒ [2][0] 【曲舞】 南北朝・室町時代に盛行した白拍子系と考えられる芸能。少年や女性が立烏帽子(タテエボシ)・水干(スイカン)・大口の男装をし,男は水干の代わりに直垂(ヒタタレ)で舞った。鼓を伴奏とする拍子が主体の謡と,扇を手にした簡単な所作の舞で,専業者のほか声聞師(シヨウモンジ)なども演じた。観阿弥は猿楽に取り入れ,現在,曲(クセ)として,その面影が能に残る。後期は幸若舞がその主流となった。

大辞林 ページ 142862 での曲舞単語。