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けれども🔗🔉

けれども 〔形容詞活用の已然形語尾「けれ」に接続助詞「ども」が付いたものから〕 ■一■ (接助) 活用語の終止形に接続する。 (1)ある事柄に,それと逆の,または関係のうすい事柄を結びつける。「登りは苦しい―,山頂はすばらしい」「ちょっと淋しそうな顔だ―,美しい人だ」 (2)前置きを本題に結びつける。「つまらない物です―,お受け取りください」「勝手な言い分です―,帰らせてください」 (3)二つの事柄を単に結びつける。「本が届いている―,支払いはすんだの」「日本の象徴という―,富士山はほんとにすばらしい」 ■二■ (終助) 活用語の終止形に接続する。 (1)事実とは反対の事柄を願う気持ちを表す。「もうすこし背が高いといいのだ―」 (2)実現しそうにない,はかない願いを表す。「ちょっとでも晴れてくれるとありがたい―」 (3)軽蔑し,軽んじる気持ちを添える。「どうせろくなことはあるまい―」 (4)はっきり言わず,遠回しに述べる気持ちを表す。「そろそろお時間です―」 〔くだけた言い方では,「けれど」「けども」「けど」などの形で使われることが多い〕

大辞林 ページ 143476 でのけれども単語。