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さしも (助動)(さしま(さしも)・さしもう(さしも)・さしも(さしむ)・さしも(さしむ)・さしまえ・さしまえ(さしめ))🔗⭐🔉
さしも (助動)(さしま(さしも)・さしもう(さしも)・さしも(さしむ)・さしも(さしむ)・さしまえ・さしまえ(さしめ))
〔中世後期の語〕
上一段・上二段・下一段・下二段活用の動詞およびそれらと同じ活用型の助動詞の未然形に接続する。その動作の主体に対する尊敬および丁寧の気持ちを表す。…なさる。お…になる。「造物がすてまいほどに此のままはて〈さしま〉うずらう/東坡詩抄 10」「中天竺迦毘羅城で生れ〈さしも〉たそ/勅規桃源抄 5」「世事を談し〈さしま〉は大盃の太白を以て罰盃をこみ申すべきぞ/四河入海 15」「花を折ては苦しうない事ぢや,早う爰をゆるいて呉れ〈さしめ〉/狂言・花盗人(虎寛本)」
大辞林 ページ 144962 での【助動さしま(さしも)】単語。