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シュトラウス Strauss🔗🔉

シュトラウス Strauss (1)〔David Friedrich S.〕 (1808-1874) ドイツの神学者・哲学者。ヘーゲル左派に属し,福音書における超合理的要素の歴史性を否定する「イエスの生涯」を著すなど,革命的な神学批判を行なった。 (2)〔Johann Baptist S.〕 (1804-1849) オーストリアの作曲家。{(3)}の父。「ラデツキー行進曲」「アンネン-ポルカ」など多くの舞曲を作ってウインナ-ワルツの基礎を築き,「ワルツの父」と称される。 (3)〔Johann S.〕 (1825-1899) オーストリアの作曲家。{(2)}の長男。父のあとを継いで,ウインナ-ワルツを大成し「ワルツの王」と称される。作曲にワルツ「美しく青きドナウ」「ウィーンの森の物語」,オペレッタ「こうもり」「ジプシー男爵」など。 (4)〔Richard S.〕 (1864-1949) ドイツの作曲家・指揮者。「ドン-ファン」「ツァラツストラはかく語りき」「英雄の生涯」などの交響詩ではリストを,「サロメ」「エレクトラ」などのオペラではワグナーをそれぞれ継承・発展させ,ドイツ-ロマン派最後の巨匠といわれた。

大辞林 ページ 146332 でのシュトラウス Strauss単語。