複数辞典一括検索+

しゅんかん シユンクワン 【俊寛】🔗🔉

しゅんかん シユンクワン 【俊寛】 (1)(1143?-1179) 平安末期の真言宗の僧。仁和寺法印寛雅の子。僧都。法勝寺執行。後白河上皇の近臣。1177年京都東山鹿ヶ谷の山荘で藤原成親・西光らと平家討滅を企て,捕らえられて成親の子成経や平康頼とともに鬼界ヶ島に流された。翌年の大赦にも彼一人許されず,同島で没した。 (2)能の一。四番目物。{(1)}に取材。康頼・成経とともに鬼界ヶ島に流されていた俊寛は,二人が許されたあとも一人島に残される。鬼界ヶ島。

大辞林 ページ 146371 での俊寛単語。