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しょう-ぶ シヤウ― [1] 【菖蒲】🔗🔉

しょう-ぶ シヤウ― [1] 【菖蒲】 (1)サトイモ科の常緑多年草。湿地に生える。葉は剣形で,長さ約70センチメートル。初夏,葉に似た花茎を立て,淡黄色の肉穂花序を単生する。花序には直立する葉状の苞がある。芳香があり,漢方で健胃薬に用いる。日本では古くから邪気を払うものとして,端午の節句に屋根に葺(フ)いたり,鬘(カズラ)に挿したりした。花菖蒲は葉形が似るが,別科の植物。そうぶ。古名アヤメ・アヤメグサ。[季]夏。《―髪粋に見らるゝ年の頃/高浜年尾》 (2)アヤメ科ハナショウブの俗名。 (3)襲(カサネ)の色目の名。表は青,裏は紅梅または白。四・五月着用。そうぶ。 (4)植物セキショウの漢名。

大辞林 ページ 146637 での菖蒲単語。