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すう [1] 【数】🔗🔉

すう [1] 【数】 (1)物のかず。「利用者の―をかぞえる」「参加者―」 (2)物をかぞえる場合の基礎になる概念。狭義には自然数をさすが,これを拡張した整数・有理数・実数・複素数などをさす場合がある。 (3)インド-ヨーロッパ語などに見られる文法範疇(ハンチユウ)の一。単数・複数のほかに,二つそろって一単位となる双数(両数),三つそろわなければならない三数,四つの四数などがある。特にインド-ヨーロッパ語においては名詞,代名詞などに備わっており,一致などに重要なかかわりをもつ。「性・―・格による語形変化」 (4)数をかぞえること。計数の観念。「―に明るい」 (5)物事の成り行き。動向。「勝敗の―は,戦はずして既に明かである/此一戦(広徳)」 (6)運命。めぐりあわせ。「測り難きの―を畏れて,巫覡卜相の徒の前に首を俯せんよりは/運命(露伴)」

大辞林 ページ 147192 での単語。