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すずし・い [3] 【涼しい】 (形)[文]シク すず・し🔗🔉

すずし・い [3] 【涼しい】 (形)[文]シク すず・し (1)肌にいささかの冷たさを感じてここちよい。さっぱりしてさわやかな気分がする。「朝夕は―・くなりました」「湯あがりの頬(ホオ)に―・く風が当たる」[季]夏。《涼しさや鐘をはなるゝかねの声/蕪村》 (2)見た目にすっきりしていて清らかな感じだ。(ア)物のさまがすがすがしい感じがする。「色白く,鼻筋通り,…見るだに―・しき美人なり/義血侠血(鏡花)」「秋の夜の月影―・しき程/源氏(常夏)」(イ)目にけがれがない。目もとが美しい。「―・い目」 (3)心中わだかまるところなく,さわやかである。「わがのちの世のうたがひなく,―・しくおぼしやられ給ひつつ/浜松中納言 3」 (4)いさぎよい。潔白である。「あら―・しの最期や/仮名草子・恨の介」 (5)いかめしい。「成風天の望に―・しく/海道記」 (6)つめたい。寒い。「泉の水の清く―・しき事を聞き給ひて/今昔 1」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

大辞林 ページ 147308 での涼しい形単語。