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ず-に (連語)🔗⭐🔉
ず-に (連語)
〔打ち消しの助動詞「ず」に助詞「に」の付いたもの〕
打ち消しの意の中止法または連用修飾語として用いられる。…ないで。「どこにも行か―家にいた」「苦しみも知ら―過ごす」「我もうらなくうち語りて慰め聞えてむものを,思は―のみ取りない給ふ/源氏(紅葉賀)」「鳥居立ててのなんのとて金のいることいとは―,神仏への約束も,今では違へる身となりはて/浄瑠璃・淀鯉(上)」
〔中古以降の散文に用いられる。古くは打ち消しの意の連用修飾語として用い,特に「思はずに」の言い方が多く用いられた〕
大辞林 ページ 147384 での【連語】単語。