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そら (副助)🔗🔉

そら (副助) 〔中古末から中世前期へかけて,主として漢文訓読系統の文に「すら」に代わって用いられた〕 体言またはそれに格助詞の付いたものや体言に準ずる語に付いて,極端な事柄を例として提示し,他の一般を推し量らせる。さえ。すら。「草木―別離を惜しむなりけり。いかにいはんや人をや/今昔 10」「此島にて只の都人の行逢たらん―うれしさは限なかるべし/平家(二本・延慶本)」

大辞林 ページ 148338 での副助単語。