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だい-じ 【大事】🔗⭐🔉
だい-じ 【大事】
■一■ [1][3] (名)
(1)物事の根本にかかわるような重要なこと。一大事。
⇔小事
「国家の―」「お家の―」
(2)大事業。また,大それたくわだて。「―を決行する」「―を企てる」
(3)大変な事件。深刻な出来事。「―を引き起こす」「―には至らなかった」
(4)〔仏〕 出家修行して悟りを開くこと。一大事。「―を思ひ立たん人は,去りがたく心にかからん事の本意を遂げずして,さながら捨つべきなり/徒然 59」
(5)技芸における真髄。秘伝。「さて囃子(ハヤシ)の―には/仮名草子・竹斎」
(6)病気や傷が重いこと。重態。「いと―にはあらねど/落窪 3」
(7)生死にかかわるような危険。「頼家公御―とならんとき/浄瑠璃・近江源氏」
(8)困難なこと。手ごわいこと。「修行といふはいか程の―やらん,ためいてみん/平家 5」
(9)不都合。さしさわり。「袴も着ずにこんな形(ナリ)で出るも…―あるまいか/歌舞伎・吾嬬鑑」
→だいじない
■二■ [0] (形動)[文]ナリ
(1)大切なさま。重要なさま。「命の次に―な指輪」「―な話」
(2) [3]
粗末に扱わないよう気をつけるさま。価値を認めて注意深く扱うさま。大切。「体を―にする」「部下を―にする」「お―に」
大辞林 ページ 148484 での【大事】単語。