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ちん-ぞう ―ザウ [0] 【頂相】🔗🔉

ちん-ぞう ―ザウ [0] 【頂相】 〔「ちんそう」「ちょうそう」とも。「ちん」は唐音〕 禅宗で,師または高僧の肖像画をいう。禅宗において非常に重要視され,高僧の像を法堂にかけたり,印可の証として師の頂相を法嗣(ホツス)に与えることが行われた。中国北宋時代に盛んとなり,日本には鎌倉時代に伝えられ,室町・江戸時代を通じて盛行した。様式は写実的で,日本の肖像画の発達に大きな影響を及ぼした。

大辞林 ページ 149577 での頂相単語。