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つう・ずる [0] 【通ずる】 (動サ変)[文]サ変 つう・ず🔗⭐🔉
つう・ずる [0] 【通ずる】 (動サ変)[文]サ変 つう・ず
□一□(自動詞)
(1)ある道筋を経由して,一方から他方に達する。(ア)道などが,ある場所へ至る。「都へ―・ずる道」(イ)交通・通信ができる状態になる。「奥地まで鉄道が―・ずる」「電話が―・じない」(ウ)道筋にさまたげとなるものがない状態になる。道筋が開ける。「電流が―・ずる」
(2)気持ちや言葉などが相手に伝わって理解される。「誠意が―・ずる」「英語が―・じない国」「洒落の―・じない人」
(3)双方のいずれにもつながる。共通する。また,物事一般にあてはまる。通用する。「彼とは一脈―・ずるところがある」「現代にも―・ずる問題」
(4)深く知っている。精通する。「内部の事情に―・ずる」
(5)ひそかに交わりをもつ。(ア)敵とつながりをもつ。内通する。「敵と―・ずる」(イ)男女が肉体関係を持つ。
(6)通る。かよう。「息は鼻より―・ずべし/正法眼蔵」
(7)大小便が出る。[日葡]
□二□(他動詞)
(1)一方から他方へ至らせる。「海岸沿いに道を―・ずる」「電流を―・ずる」
(2)気持ちや考えなどを相手に伝える。知らせる。「来意を―・ずる」
(3)人や物を相手方に届ける。「鈴索を引き鳴らして謁を―・じ/舞姫(鴎外)」「音信ヲ―・ル/日葡」
(4)心をかよわせる。「…とよしみを―・ずる」「…と気脈を―・ずる」
(5)(「…を通じて」の形で)(ア)あるものを経由する。また,仲介の手段とする。「秘書を―・じて面会を乞う」(イ)物事が全体に行きわたる。「四季を―・じて暖かい」「生涯を―・じて守りぬいた信念」
[慣用] 有無(ウム)相―・気脈を―・刺(シ)を―・情を―/一念天に通ず・款(カン)を通ず・窮すれば通ず
大辞林 ページ 149623 での【通ずる動サ変】単語。