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つく・る [2] 【作る・造る】 (動ラ五[四])🔗🔉

つく・る [2] 【作る・造る】 (動ラ五[四]) (1)原料・材料を加工したり組み立てたりして,形のある物をこしらえる。製作する。製造する。「洋服を―・る」「米から酒を―・る」「魚を―・る(=刺シ身ナドニスル)」 (2)建築工事・土木工事などを行なって築く。「道路を―・る」「庭園を―・る」 (3)栽培する。耕す。「畑に麦を―・る」「あしひきの山田―・る子/万葉 2219」 (4)書類などを作成する。「契約書を―・る」「一覧表を―・る」 (5)子供をもうける。「当分は子供を―・らない」 (6)これまでなかったものを生じさせる。(ア)団体を創立する。部局を新設する。「会社を―・る」「組合を―・る」(イ)言葉を新たに生み出す。作り上げる。「ユートピアというのはトマス=モアの―・った言葉だ」(ウ)文章・文芸作品,音楽作品を創作する。「詩を―・る」「曲を―・る」(エ)記録を打ちたてる。「新記録を―・る」(オ)財産・借財を築く。また,現金を得る。「財産を―・る」「借金を―・る」「書画を売って金を―・る」(カ)好ましい状態のものに変える。「丈夫な体を―・る」「理想の社会を―・る」(キ)人との親密な関係を生じさせる。「多くの友だちを―・る」(ク)時間を都合して,ある事のための時間を生み出す。「暇を―・る」「機会を―・る」 (7)ある形にする。「列を―・る」「指で丸を―・る」「鬼の顔などの,おどろおどろしく―・りたる物/源氏(帚木)」 (8)表面的にある状態にする。(ア)顔や容姿を美しく整える。「若く―・る」「顔を―・る」(イ)とりつくろう。「お客の前では笑顔を―・る」 (9)ある結果を生じさせる。「罪を―・る」「老法師のためには,功徳を―・り給へ/源氏(若菜上)」 (10)(「時をつくる」の形で)雄鶏が朝早く大きな声で鳴く。時を告げる。「雄鶏が時を―・る」 (11)文字をある形に描く。「『峯』はまた『峰』にも―・る」 〔(3)以下は「作る」と書く〕 [可能] つくれる

大辞林 ページ 149705 での作る動ラ五[四]単語。