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ひね・る [2] 【捻る・拈る・撚る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ひね・る [2] 【捻る・拈る・撚る】 (動ラ五[四]) (1)指先でつまんで回転させる。軽くねじる。「蛇口を―・る」「口髭(ヒゲ)を―・る」「銀煙管(ギンギセル)を―・りながら/社会百面相(魯庵)」 (2)体の一部をねじって回す。ねじって向きを変える。「体を―・って後ろを見る」「転んで足首を―・った(=捻挫(ネンザ)スル)」 (3)首を締めて殺す。「鶏(トリ)を―・る」 (4)手間どらずに簡単に相手をやっつける。「新人投手に―・られる」 (5)深く考える。(ア)考え出す。「小難かしい理窟を―・りさうな気色が見える/社会百面相(魯庵)」(イ)(「頭をひねる」の形で)良い考えを生み出そうと,一生懸命考える。知恵をしぼる。「頭を―・って考える」(ウ)(「首をひねる」の形で)問題が解決できずにあれこれ思案する。また,提出されたものが受け入れがたくて,どう処置したものかと思案する。首をかしげる。「専門家も首を―・っている問題」 (6)あれこれ考えて普通とは違う物にする。趣向をこらす。「―・った問題を作る」 (7)あれこれ考えて俳句などを作る。「一句―・る」 (8)つねる。「抓(ツ)みも―・らせ給へ/源氏(総角)」 (9)小銭を紙に包む。おひねりを作る。「幾らか紙に―・つて女中に遣つて置いて/雁(鴎外)」 [可能] ひねれる

大辞林 ページ 153004 での捻る動ラ五[四]単語。