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ふ・る [0] 【振る】 (動ラ五[四])🔗🔉

ふ・る [0] 【振る】 (動ラ五[四]) (1)物の一端を持ったり固定したりして,前後左右または上下に何度か往復させるように動かす。「旗を―・る」「バットを―・る」「尾を―・る」 (2)頭・首などの全体を前後左右に動かす。「首を縦に―・る」「首を横に―・る」 (3)動かして別の方向に向ける。また,基準または正規の向きからずらす。「機首を少し右に―・る」「入り口を東に―・る」 (4)手などを動かして,物をまく。散らす。「塩を―・る」「さいころを―・る」 (5)手にしていたもの,手に入るはずのものを失う。捨てる。「昇進を―・って好きな道にすすむ」 (6)拒絶する。はねつける。特に,異性の求愛をこばむ。「好きな子に―・られる」 (7)割り当てる。「大役を―・る」 (8)文字のわきに,読み仮名などをつける。「仮名を―・る」 (9)入れ替える。振り替える。「行く春は行く歳にも―・るべし/去来抄」 (10)神や霊魂・精神をゆり動かして活力を呼びさます。「ますらをの心―・りおこし/万葉 478」 (11)神輿(ミコシ)や神座をかつぐ。「今度神輿内裏へ―・り奉る/平家 2」 (12)神を鎮座させる。「大和国三笠山に―・り奉りて/大鏡(藤氏物語)」 [可能] ふれる [慣用] 大手を―・采配を―・尻尾(シツポ)を―・棒に―/脇目も振らず

大辞林 ページ 153756 での振る動ラ五[四]単語。