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ゆゆし・い [3] 【忌忌しい・由由しい】 (形)[文]シク ゆゆ・し🔗🔉

ゆゆし・い [3] 【忌忌しい・由由しい】 (形)[文]シク ゆゆ・し □一□そのままほうっておくと,とんでもない結果を引き起こすことになる。容易ならない。「教育上―・い問題」「―・き事態」 □二□ (1)神聖で触れることがはばかられる。おそれ多い。「かけまくもあやに恐(カシコ)し言はまくも―・しきかも/万葉 475」 (2)不吉である。縁起が悪い。「―・しき身に侍れば,かくておはしますも,いまいましうかたじけなく/源氏(桐壺)」 (3)恐ろしい。気味が悪い。「海はなほいと―・しと思ふに/枕草子 306」 (4)普通でない。並はずれている。はなはだしい。「たかき屐子(ケイシ)をさへはきたれば,―・しうたかし/枕草子 12」 (5)堂々としている。立派だ。「(鹿谷ハ)後ろは三井寺に続いて―・しき城郭にてぞありける/平家 1」 (6)すぐれている。すばらしい。りっぱである。「舎人など給はるきはは―・しと見ゆ/徒然 1」 〔神聖の意の「ゆ(斎)」を重ねて形容詞化した語で,□二□(1)が原義〕 [派生] ――げ(形動)――さ(名)

大辞林 ページ 156213 での忌忌しい形単語。