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よ [1][0] 【世・代】🔗🔉

[1][0] 【世・代】 〔「よ(節)」と同源。区切られた期間の意〕 (1)人間が集まり生活の場としている所。世間。また,そこに生活している人々。《世》「―の荒波にもまれる」「―に出る」「―をはかなむ」 (2)俗世間。凡俗の住む,わずらわしい現実社会。《世》「―をいとう」 (3)ある支配者が治めている期間。また,同一系統の者が政体を維持している期間。時代。「公家の―」「徳川の―」 (4)人が生まれてから死ぬまでの期間。一生。「わが―の春」 (5)仏教で説く,過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)など,ある人の生きている世界。《世》「あの―に行く」 (6)寿命。生きていられる年齢。「君が―も我が―も知るや岩代の岡の草根をいざ結びてな/万葉 10」 (7)時節。時期。折。「をとこ,思ひかけたる女の,え得まじうなりての―に/伊勢 55」 (8)男女の仲。「わがごとく我を思はむ人もがなさてもや憂きと―を試みむ/古今(恋五)」 (9)ある人が家長として統率している期間。「竹筍斎も隠居して,―を岩次郎にゆづりけり/黄表紙・敵討義女英」 〔「―に」などの場合,アクセントは [1]〕 →世に

大辞林 ページ 156229 での単語。