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よそい ヨソヒ 【装い・粧い】🔗🔉

よそい ヨソヒ 【装い・粧い】 〔動詞「装(ヨソ)う」の連用形から〕 ■一■ [2] (名) (1)取りそろえること。したく。準備。「舟,―を設けて待ち侍りしに/源氏(明石)」 (2)服装。装束。特に,ととのった服装。よそおい。「唐めいたる―は,うるはしうこそありけめ/源氏(桐壺)」 (3)かざり。装飾。「えさらず取り使ひ給ふべき物ども,ことさら―もなく/源氏(須磨)」 (4)富士谷成章の用いた文法用語。現在の用言にあたる。 →名(ナ) →挿頭(カザシ) →脚結(アユイ) ■二■ (接尾) 助数詞。 (1)衣服・調度などそろっているものを数えるのに用いる。そろい。「舞人,女の装束(ソウゾク)一―づつ賜ふ/宇津保(春日詣)」 (2)器に盛った飲食物を数えるのに用いる。「けさも粥を中蓋(チユウガサ)に三―/浄瑠璃・宵庚申(中)」

大辞林 ページ 156387 での装い単語。