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りく-ぎ [1] 【六義】🔗⭐🔉
りく-ぎ [1] 【六義】
(1)「詩経」の詩の六つの類型。性質・内容から分類した風・雅・頌(シヨウ)と,表現から分類した賦(フ)・比・興(キヨウ)の総称。六詩(リクシ)。
(2)和歌の六種の風体(フウテイ)。紀貫之(キノツラユキ)が{(1)}を転用して古今集仮名序で述べている「そへ歌・かぞへ歌・なずらへ歌・たとへ歌・ただごと歌・いはひ歌」の総称。
(3)転じて,うた・和歌。「―の道」
(4)書道の六種の法。筆法・風情(フゼイ)・字象・去病・骨目・感徳の総称。
(5)道理。筋道。「物の筋道―をたて無理いふ人でもなく/浄瑠璃・生玉心中(上)」
(6)「六書(リクシヨ){(1)}」に同じ。
(7)狂言の和泉流で,狂言台本。
〔「六儀」「六議」などとも書く〕
大辞林 ページ 156622 での【六義】単語。