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れき-れき [0] 【歴歴】🔗⭐🔉
れき-れき [0] 【歴歴】
■一■ (名)
身分・地位などの高い人々。多く「お歴々」の形で用いる。おえらがた。「私の父は旗本で,先(マア)―の中(ウチ)でした/不如帰(蘆花)」
→おれきれき
■二■ (ト|タル)[文]形動タリ
(1)はっきりしているさま。ありありと見えるさま。歴然。「其時の光景(アリサマ)は,―と眼前に浮びつ/不如帰(蘆花)」「実在成立の根底には―として動すべからざる統一の作用が働いて居る/善の研究(幾多郎)」
(2)次々と連なるさま。「―として更に―たり,海村林邑の感,いやめづらかなり/海道記」
(3)身分や家柄の高いさま。また,その道においてすぐれているさま。「是ほど皆―としてよき人たちのわたるは/史記抄 7」
(4)立派なものが連なるさま。晴れがましいさま。「内外の侍を見給へば,…重恩深き者も多くあり。―としたる所に只一人ぞ坐(オワ)しける/盛衰記 39」
大辞林 ページ 156931 での【歴歴】単語。