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あい [1] 【愛】🔗🔉

あい [1] 【愛】 (1)対象をかけがえのないものと認め,それに引き付けられる心の動き。また,その気持ちの表れ。(ア)相手をいつくしむ心。相手のために良かれと願う心。「子への―」「―を注ぐ」「―の手をさしのべる」(イ)異性に対して抱く思慕の情。恋。「―が芽生える」「―を告げる」「―をはぐくむ」(ウ)何事にもまして,大切にしたいと思う気持ち。「学問に対する―」 (2)キリスト教で,神が人類を限りなく深くいつくしむこと。 →アガペー (3)〔仏〕 人や物にとらわれ,執着すること。むさぼり求めること。渇愛。 (4)他人に好ましい印象を与える容貌や振る舞い。あいそ。あいきょう。「阿呆口たたけば,夫が―に為つて/滑稽本・浮世風呂 4」

――に愛持・つ🔗🔉

――に愛持・つ かわいい上にもかわいい。愛に愛らし。「裾に前垂ほやほやと―・つ鮎の鮓/浄瑠璃・千本桜」

アイ [1] eye🔗🔉

アイ [1] eye 目。また,目の形をしたもの。目の機能をもつもの。他の語と複合して用いられる。「―-バンク」「マジック-―」「カメラ-―」

アイ [1] I ・ i 🔗🔉

アイ [1] I ・ i (1)英語のアルファベットの第九字。 (2)ヨウ素(iodine)の元素記号( I )。 (3)〔生〕 自家受精によって生じた子孫。世代数を右下にI・Iなどと記す。 (4)〔数〕 虚数単位()。=−1 となる。

あい (感)🔗🔉

あい (感) 呼ばれたときに答える語。はい。「―,国は阿波の徳島でござります/浄瑠璃・阿波の鳴門」

あい アヒ 【相】🔗🔉

あい アヒ 【相】 〔「あい(合)」と同源〕 ■一■ (接頭) (1)名詞に付いて,「同じ」という意を表す。「―弟子」「―部屋」 (2)動詞に付いて,互いに,ともに,の意を表す。「―対する」「―語らう」 (3)動詞に付いて,語調を整え,また意味を強める。「婚儀が―調いました」「この結末はいかが―成るか」 ■二■ (名) (1)二人が互いに槌(ツチ)で物を打つこと。あいづち。[和名抄] (2)仲間。同類。ぐる。「むむ,扨は―ぢやの/浄瑠璃・吉野都女楠」

大辞林 ページ 137785