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敢え無くな・す🔗🔉

敢え無くな・す 「死なせる」の婉曲(エンキヨク)表現。「父長兵衛は一人子を―・せし其の悔み/浄瑠璃・卯月の潤色(中)」

敢え無くな・る🔗🔉

敢え無くな・る 「死ぬ」の婉曲(エンキヨク)表現。はかなくなる。「其お子は其夜に―・り給ふと/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」

あえ-な・し アヘ― 【敢へ無し】 (形ク)🔗🔉

あえ-な・し アヘ― 【敢へ無し】 (形ク) ⇒あえない

あえ-なむ アヘ― 【敢へなむ】 (連語)🔗🔉

あえ-なむ アヘ― 【敢へなむ】 (連語) 〔動詞「敢(ア)ふ」の連用形に,完了の助動詞「ぬ」と,推量の助動詞「む」が付いたもの〕 我慢できる。やむをえない。「赤からむは,―/源氏(末摘花)」

あえ-ぬ-がに 【零ぬがに】 (連語)🔗🔉

あえ-ぬ-がに 【零ぬがに】 (連語) 〔動詞「零(ア)ゆ」の連用形に,完了の助動詞「ぬ」と接続助詞「がに」が付いたもの〕 (花・果実などが)今にも落ちてしまうばかりに。「秋付けば水草(ミクサ)の花の―/万葉 2272」

アエネアス (ラテン) Aeneas🔗🔉

アエネアス (ラテン) Aeneas ギリシャ・ローマの伝説でトロイ戦争時のトロイア方の英雄。ローマ建国の祖。アンキセスと女神アフロディテ(ウェヌス)の子。トロイア陥落後,七年の放浪の後イタリアへ上陸しローマの祖市ラウィニウムを建設したという。アイネイアス。

アエネイス (ラテン) Aeneis🔗🔉

アエネイス (ラテン) Aeneis ウェルギリウスの長編叙事詩。未完の遺作(前19年)一二巻。アエネアスの歌,の意。アエネアスが神命に従ってトロイア落城後一群の同国人を率いて波瀾に満ちた苦難の放浪の後,ラティウムの地にローマの礎を築くまでを描く。

あえば アヘバ 【饗庭】🔗🔉

あえば アヘバ 【饗庭】 姓氏の一。

あえば-こうそん アヘバクワウソン 【饗庭篁村】🔗🔉

あえば-こうそん アヘバクワウソン 【饗庭篁村】 (1855-1922) 劇評家・小説家・新聞記者。江戸下谷の生まれ。別号,竹の屋主人。江戸文学に造詣(ゾウケイ)が深く,作風は軽妙・洒脱(シヤダツ)。著「むら竹」「当世商人気質」「人の噂」など。

大辞林 ページ 137852