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あおい-つば アフヒ― [3][4] 【葵鍔・葵鐔】🔗🔉

あおい-つば アフヒ― [3][4] 【葵鍔・葵鐔】 太刀鐔の一。木瓜(モツコウ)形の四辺の中央をとがらせ,四隅の切れ込みに猪(イ)の目を透かしたりしたもの。平安時代に発生し兵仗の太刀に用いられ,桃山期以後は太刀鐔を代表した。 葵鐔 [図]

あおい-どもえ アフヒドモ [4] 【葵巴】🔗🔉

あおい-どもえ アフヒドモ [4] 【葵巴】 フタバアオイの葉を三枚,巴形に組み合わせた紋。徳川氏の紋。三葉葵。

あおい-まつり アフヒ― 【葵祭】🔗🔉

あおい-まつり アフヒ― 【葵祭】 京都市の上賀茂神社と下鴨神社両社の祭礼。祭日はもと,四月の中の酉(トリ)の日。現在は五月一五日。平安時代に「まつり」といえばこの祭りを意味するほど盛大であった。牛車・社殿・冠などを葵鬘(アオイカズラ)で飾ったところからいう。賀茂祭。北祭。[季]夏。 →御生(ミアレ) →御蔭祭(ミカゲマツリ)

あお・い アヲイ [2] 【青い・蒼い】 (形)[文]ク あを・し🔗🔉

あお・い アヲイ [2] 【青い・蒼い】 (形)[文]ク あを・し (1)青の色をしている。広く緑など青系統の色にもいう。「―・い空」「―・いものをもっと食べる必要がある」 〔「あおい空(海)」は「碧い」とも書く〕 (2)赤みが足りない。青ざめている。「―・い月」「―・い顔」 (3)〔未熟の果実が青いことから〕 修行・知識などが不十分だ。まだ一人前でない。「まだ考えが―・い」 [派生] ――さ(名)――み(名) [慣用] 尻が―/風青し

青くな・る🔗🔉

青くな・る (1)青色になる。 (2)(驚き・恐怖・緊張などで)顔色が青白くなる。

あおいき-といき アヲイキ― [3]-[0][3]-[1][5] 【青息吐息】🔗🔉

あおいき-といき アヲイキ― [3]-[0][3]-[1][5] 【青息吐息】 困難な状況におかれたときにつく,ため息。また,そのため息が出る状態。「不景気で中小企業は―だ」

あおいさんみゃく アヲイサンミヤク 【青い山脈】🔗🔉

あおいさんみゃく アヲイサンミヤク 【青い山脈】 小説。石坂洋次郎作。1947年(昭和22)「朝日新聞」連載。東北の女学校を舞台にした青春小説。戦後民主主義下の男女関係を明るい青春風俗として描く。49年映画化され,同名の主題歌とともに大ヒットした。

大辞林 ページ 137856